私達が、今一番頑張っていることは、すべての患者さまに合った口腔ケアを提供することです。
急性期の口腔ケアから始まり、アイスマッサージ、摂食・嚥下機能評価と様々な段階を経て、口腔機能の回復・維持を目指しています。また、口腔ケアは様々な合併症の予防にも役立ち、咀嚼を促進することにも通じます。
患者さまが食べることの喜びやQOL向上へ向けた援助を目標とし実践しています。
【口腔ケアの実践に向けての取り組み】
- 患者さまの状態に応じて毎食前後・就寝前に実施します。
- 個々の患者さまへ口腔ケアについて説明します。
- 患者さまの状態に応じて他職種(医師・理学療法士・管理栄養士)との連携をとっています。
*その成果として↓
- 高齢患者さまの合併の頻度が高い肺炎等の呼吸器疾患予防
- 食欲回復による栄養状態の改善
- 唾液分泌効果による脳の活性化
- 摂食・嚥下訓練の前処置としての位置づけ 等です。
【口腔ケアの実践に対する看護師の知識・技術向上への取り組み】
- 院内勉強会開催・院外研修会への参加
- マニュアル作成
- 口腔ケア向上委員会の設立
- 学会参加
- 研究発表
★平成16年度 第23回佐賀県看護研究学会発表
「当病棟における口腔ケアに関する職員の実践状況」
★平成17年度 第24回佐賀県看護研究学会発表
「経験年数別にみた口腔ケア実践に対する研修の影響度」
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